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新生児の頭について ②

  • 執筆者の写真: うに わたなべ
    うに わたなべ
  • 2021年5月3日
  • 読了時間: 1分

更新日:2021年9月16日




前回メッセージをご紹介させて頂きました中に

『赤ちゃんの頭は大きく重いので手で頭を支えるようなことはダメ』とありました。


【新生児の頭について ①】では、頭の重さについて触れましたが、もうひとつ大切な事があります。


新生児の骨は軟骨です。柔らかい脳の表面に、まるで島のように浮いているような状態です。徐々に、離れている骨同士がくっついて1つの骨になっていきます。

これは、生まれてくる時に産道を通る時、骨同士が重なり合って、体を小さく細く縮めるためです。

約3か月~2年かけて、頭の骨はくっついていき、頭蓋骨が出来上がります。


ニューボーンフォトを撮影する時、軟骨は浮島状態です。

頬杖などで頭を強く支える時、どの部分を持つのが安全なのか、講師は教えていることでしょう。(私も過去に習いました)

しかし講師は教えても、フォローアップはしていません。

受講すればフォローも行わず、認定書を発行します。(私も持っています)

1度きり、講習会や動画で説明を受けた人が、本当に安全に対応することが出来るかどうか、誰も保証できません。


万が一、頭に負担をかけてしまった場合、その後遺症が発見されるのは早くて3歳以降です。


リスクのある撮影を望みますか?

自然な姿で、ありのままの赤ちゃんを受け入れてほしいと願うばかりです。

 
 
 

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